この終焉は我が雄飛の天啓か、或いは我が雌伏の天啓か

今日は我が高校生活3年の終焉たる卒業式であった。
終りとは新しい始まりを意味するわけで、非常に喜ばしいもののはずであろう。



だが












なんだあの格式張った腐れ儒者趣味の卒業式は！
何故こうも礼ばかり取り繕う？
かような儀式や祭典とは祝福するためにあるのではないのか？
そうでないなら行う意味のない儀式ではないか!!









まあ言ってしまうと卒業式なんざ面倒くせぇからやめちまえってことですわ。
長いし、疲れるし、何よりつまらん。
あんなもの俺様が出るだけの価値はないな。

いっそ俺様に付き従って世間に異を唱えりゃどうだ？
成功すりゃ楽になるだろ？
あんな時間の無駄に付き合わなくてよくなるんだからな！ははっ！
そうだ、それがいいだろ！なっ！はははっ！





さぁ、皆の者！俺様の名のもとに乱を起こせ！
腐れ儒者をこの世から廃絶するのだ！そして我が天下を!!

(ちょっとノってきて暴走した事をお詫びいたします。)


　　　　　　　　曙　
猶 然 求 天　光　
無 未 万 上
天 叶 民 在
之 此 此 曙
尽 到 也 光


(天上に曙光あって
万民此を求めるなり
然れども未だ此に到ること叶わず
猶天の尽きることなし)